任天堂マリナーズ株譲渡に佐々木氏、故山内氏に感謝「助けられた」

[ 2016年4月28日 18:11 ]

 米大リーグ、マリナーズの過半数の株式を保有する筆頭オーナーの任天堂が、10%の保有分だけ残して地元企業グループに株を譲渡することが発表された27日、マリナーズで抑え投手として活躍した佐々木主浩氏、現在所属する青木宣親外野手と岩隈久志投手が貢献に感謝するなどした。

 佐々木氏は2000年からの4年間で通算129セーブを記録。入団当時の筆頭オーナーだった山内溥社長(故人)の存在を挙げ「山内さんにはいろいろな相談に乗ってもらい本当に助けられた。多くの日本選手がこの球団に在籍し、力を発揮できたのも、任天堂の影響は大きかった」と謝意を述べた。

 今季加入した青木外野手は「日本企業で唯一だから世界に誇れる。すごいこと」と話し、5年目の岩隈投手は「僕らはマリナーズでやるべきことをしっかりやるだけ」と語った。(共同)

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2016年4月28日のニュース