オリ伊藤「放浪トレ」計画 正捕手から転落「流れを変えたいので」

[ 2015年12月24日 05:30 ]

 これぞ現代版放浪記!?オリックスの伊藤光捕手(26)が、自主トレ先を固定せず、国内の数カ所を周りながら練習する案を明かした。この日は岸田、小松、駿太とともに約400人のファンが集まった「サンクスパーティー」に参加。トークショーでは自主トレ先について「転々とします」と話し、昨オフに拠点としていた神戸から変更することを明かした。

 理由については「関西でやって悪かったので、出ようと思った。流れを変えたいので」という。東は関東から西は九州まで4カ所程度を候補地に挙げているが、詳細な日程は決めていない。決まっているのは1月1日に地元の愛知県岡崎市からスタートすることだけで、いわば放浪の旅。元オリックス選手でスポーツトレーナーを目指す稲倉大輝氏以外は同行せず、「自分と向き合いたいと思って、考える時間をつくりたかった」と思いを明かした。

 今季はつかみかけていた正捕手の座から転がり落ち、出場は104試合どまり。復活を期すためにも、まずは自分と闘う。「チームの成績が悪かったのは自分の責任。来年こそは開幕からいい流れにしたい」。旅から帰ってきた頃には、大きく成長しているはずだ。

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2015年12月24日のニュース