イチロー、故郷豊山町で来季の活躍誓う「大きな目標ある」

カジュアルな装いで表彰式に登場したイチロー

　米大リーグ、マーリンズのイチロー外野手が２３日、故郷の愛知県豊山町で行われた「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席し、野球少年へ「今大好きな野球をどんな形であってもいいから続けてほしい」とエールを送った。

　大会長として壇上に立つと「とにかくみんなの目がきらきらしている。年齢を重ねていくとぎらぎらしてくる」と笑いを誘い、「きらきらしている表情や空気はとても大切。今感じているこの瞬間をぜひ記憶しておいてほしい」と語った。

　来季は残り６５本に迫ったメジャー通算３千安打や、あと二つとする通算５００盗塁などの記録達成が期待される。「僕も来年、大きな目標がある。みんなのことを思いながらプレーしたい」と笑顔で活躍を誓った。