内川、イチ流マシン導入 設置場所は「将来に備えての子供部屋」

[ 2015年12月23日 05:30 ]

「キャプテン2年目です!」笑顔でVサインの内川サンタ

 ソフトバンクの内川聖一外野手(33)が22日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の3年目となる来季を3000万円増の年俸3億3000万円プラス出来高でサイン。来季はマーリンズ・イチローも取り組んでいる初動負荷トレーニングのマシン6台を、自宅に設置することを明かした。

 「今年初めて鳥取に行ってトレーニングマシンがいいことは分かった。ただ、シーズン中に行けないので継続してトレーニングできるようにします」

 今年1月、イチローの勧めで鳥取にあるトレーニング施設「ワールドウィング」を訪れた。イチロー以外にも今季現役を引退した中日・山本昌ら息の長い選手が活用しており、今オフもハワイ優勝旅行から帰国後に再訪し、その効果を再確認したという。契約更改の席上、宮崎キャンプにトレーニングマシンを持ち込むことを球団に打診。三笠杉彦球団統括本部副本部長から前向きな回答も得た。

 ワールドウィングで独自開発されたマシンは1台200万~250万円とも言われているが、リース契約で初期費用は抑えた。自宅にはすでにトレーニングマシン数台があり、一挙に6台も増えると気になるのは設置場所だが「将来に備えての子供部屋を使わせてもらうよう、嫁さんには頼んでいます」という。内川が自宅を“鷹の穴”にして来季もチームの先頭に立つ。(田中 貴久)

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2015年12月23日のニュース