藤浪 虎党にお願い!ミスチル大合唱で打席に「“oh oh”一緒に」

[ 2015年12月22日 05:30 ]

来季もミスチルの曲に乗って打席に向かう藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手(21)が21日、来季の打席登場曲に人気バンド、Mr・Childrenの「Tomorrow never knows」を使用することを明かし、聖地の虎党による“合唱”を熱望した。

 「何でも良いとは思ってるんですけど、来年は打席の登場曲を『Tomorrow never knows』にしようと思っています。(サビの部分の)“oh oh”の部分をファンの方に一緒にやってもらえれば嬉しいですね」

 若きエースからファンへ、異例とも言える“お願い”だった。同曲は、94年に発売されたシングル曲で、数々の名曲を輩出している“ミスチル”の中でも代表的ナンバー。「果てしない闇の向こうにoh oh-」という、多くの人が口ずさんだであろうサビで270万枚以上を売り上げたメガヒット作だ。ミスチルファンを公言している右腕にとって、メロディーを耳にするだけで気持ちが盛り上がること間違いなしだが、ファンと一体することで生み出される“ライブ感”を望んだ。

 「ライブに行った時に良いなと思った。(ohの部分を)お客さんと一緒に(歌って)やってるのが良いなと。他球団でも坂本さんがGReeeeNの『キセキ』でお客さんと一緒にやってるのが良いなと思っていた」

 登板時の登場曲は1年目から今季まで3年連続で「PADDLE」を使用。一方で、打席登場曲は2年目から別に設け、昨季は「Worlds end」、今季は「HOWL」を選曲。一途な“ミスチル愛”で投打に渡って躍動してきた。

登板時の曲は現時点で変更の予定はないが、打席時は3年連続での変更。気持ちを新たに打席に向かう構えだ。昨年4月15日広島戦でプロ初本塁打を放ち、今季も6打点を挙げるなど投手陣でも随一の打撃力を誇る。虎党と一体化した最強のBGMを背に、来季は甲子園でもアーチをかける。 (遠藤 礼)

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2015年12月22日のニュース