中日・平田 2度目交渉で“陥落” 査定方法の見直しと施設改善を要求

[ 2015年12月21日 05:30 ]

2度目の交渉で2300万円増の年俸7000万円でサインした中日・平田

 中日の平田良介外野手(27)が20日、選手寮「昇竜館」で2度目の契約交渉を行い、2300万円増の推定年俸7000万円でサインした。保留した1度目の交渉から上積みはなかったものの、新キャプテンらしくナインを代表する形で査定方法の見直しと球場施設の改善を要求。納得の表情で会見に臨んだ。

 「金額的には上がらないと思っていたし、それよりもチームの話をいっぱいした。(西山)球団代表から“査定法は改善していく”という言葉をもらったし、プロ野球生活で1番いい契約更改になったと思う」

 要求したのは「人によって基準が違う」と感じていた査定の明確化と、ナゴヤ球場のロッカールームの環境改善や、ナゴヤドームの外野フェンスの張り替えなど。全面的な協力を取りつけ「来季は全てにおいてキャリアハイの成績を残したい」と気持ちを切り替えた。 (山添 晴治)

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2015年12月21日のニュース