聖沢1560万円減　ＦＡ移籍は「逃げ」来季100試合100安打目指す

約更改後、来季に向けて意気込みを語る聖沢

　楽天の聖沢諒外野手（３０）が２４日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１５６０万円減の６２４０万円でサインした。

　今季は「１番・中堅」で開幕スタメンに名を連ねたが、打撃不振で５月中旬に２軍落ち。出場は８６試合に留まり打率・２５２、１５盗塁だった。

　８月には国内ＦＡ権を取得したが「今年、成績を残せなかった。結果を残さずに他のチームに行くというのは自分にとって逃げになるのかなと思った」と残留を決意。

　来季は「１００試合、１００安打」を目標に掲げ、秋季キャンプでは正しい打撃フォームを身につけるため、バランスディスクなど不安定な足場で素振りを行い、フォーム固めに取り組んでいる。「１年間、安定した成績を残せないと、ライバルにチャンスを与えてしまう」とし烈な外野手のレギュラー争いを制する。