Rソックス・上原 新守護神加入で来季のセットアッパーを了承

[ 2015年11月14日 12:21 ]

レッドソックスの上原

 レッドソックスは13日、パドレスとのトレードでメジャー通算225セーブをマークし、球界を代表するクローザーのクレイグ・キンブレル投手(27)を獲得したと発表。これにより、NBCスポーツなど米国の複数メディアは、上原浩治投手(40)がチームから8回を担当するセットアッパーを任されることになったと同日に報じた。

 報道よると、上原はドンブロウスキー編成本部長と会談し、セットアッパーへの配置転換を了承。すでファレル監督からもその旨を聞かされており、自身もチーム第一に考え、再び2013年以来となるワールドシリーズを制覇したいとその配置転換を受け入れたという。

 キンブレルはブレーブス時代の2011年から14年まで4年連続でリーグ最多セーブのタイトルを獲得。オールスター戦にも4度選出されている速球派の右腕。今季は開幕直前にパドレスへ移籍し、61試合に登板して4勝2敗39セーブ、防御率2・58という成績だった。

 過去3年間、レッドソックスのクローザーを務めた上原は今季、43試合に登板して2勝4敗25セーブ、防御率2・23という成績。8月7日のタイガース戦で2年連続となる25セーブ目を挙げたが、この試合で右手首に打球を受けて骨折し、そのままシーズン終了となった。

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