投手に死球で両軍総出!退場選手はクーラーボトルにパンチお見舞い

[ 2015年10月8日 12:57 ]

カブスのアリエッタ(右)は死球を受けた後に怒りをあらわにする (AP)

ナ・リーグ地区S進出決定戦 カブス4―0パイレーツ

(10月7日 ピッツバーグ)
 7日に行われたナ・リーグ地区シリーズ進出決定戦(ワイルドカード)で、死球がきっかけとなり両軍ベンチが総出となる事態が起こった。

 7回のカブスの攻撃、2死走者なしの場面で右打席には無失点投球を続ける先発のアリエッタ。その初球だった。パイレーツの3番手・ワトソンが投じた149キロのシンカーがアリエッタの左腰付近を直撃。球審は即座に両軍ベンチに警告試合を宣告した。

 アリエッタが不満げな表情でマウンド上のワトソンをにらみつけると、瞬く間に両軍のベンチから選手が飛び出し、一塁線上で激しいもみ合いに発展。この騒動でパイレーツのロドリゲスが退場処分となり、怒りの収まらない同選手はベンチでドリンクの入ったクーラーボトルに数発パンチをお見舞いしてからグラウンドを去った。

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