東京北砂 リトル世界一王手 2戦連続延長サヨナラ勝ち

[ 2015年8月31日 05:30 ]

<日本・メキシコ>日本代表の東京北砂がメキシコ代表にサヨナラ勝ちしバンザイをして喜ぶ(AP)

リトルリーグ世界選手権予選リーグ国際の部決勝 日本1―0メキシコ

(8月29日 ウィリアムズポート)
 リトルリーグ世界選手権は29日(日本時間30日)、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われ、国際の部決勝で日本代表の東京北砂がメキシコ代表に1―0でサヨナラ勝ち。東京北砂としては、清宮幸太郎(早実1年)を擁した12年以来、3年ぶりの世界一に王手をかけた。30日(同31日)に米国の部を勝ち上がったチームと「ワールドシリーズ」を戦う。

 6回までは無安打。清宮の弟・福太郎も4回に代打で登場したが、見逃し三振に倒れた。それでもエース菊地の踏ん張りで延長戦に持ち込むと、7回に連打と振り逃げで1死満塁。7番・城の遊ゴロが併殺崩れとなる間に三塁走者が歓喜のホームを踏んだ。2試合連続の延長サヨナラ勝ちに、日高淳二監督は「日頃から子供たちには、0点でしのげば何とか、最後に何とかなるということを伝えている。辛抱強さが出た」と喜んだ。

 3年前は、清宮幸太郎が国際の部決勝で2発、決勝戦では先発で4回1失点8奪三振と圧倒的な存在感を見せたが、今年のチームは粘り強さが身上だ。(奥田秀樹通信員)

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