“巨人キラー”中日・若松 5点リード守れず 再び最下位に

[ 2015年8月31日 05:30 ]

<巨・中>5回6失点の若松

セ・リーグ 中日5-9巨人

(8月30日 東京D)
 「巨人キラー」がまさかの乱調だった。今季巨人戦は試合前まで2戦2勝で防御率0・60と抜群の安定感を誇っていた中日・若松が5点リードを守ることができず逆転負け。自身の連勝が4で止まると同時にチームも同一カード3連敗で5年連続での巨人戦負け越し決定。DeNAが勝ち、再び最下位に転落した。

 「きょうは全体的にボールが高かった。それだけです。得点を取ってもらった後で、野手の方に申し訳ない」

 3回に、27日DeNA戦の8回以来チーム22イニングぶりの得点となる5点をもらった直後に崩れた。1死から片岡にソロ被弾したのを機に6安打に押し出し四球もあり5失点。同点の5回に村田に決勝ソロを浴びた。勝てば8月5連勝で月間MVPを確定できたが5回6失点と散々。谷繁兼任監督も「数字が出ているのでね。これが現実。反省して明後日(1日DeNA戦)から集中するしかない」と渋い表情だった。

 ▼中日・和田(3回に8試合ぶり5号3ラン)打ったのは直球。走者が得点圏にいたので何とか還したい思いだった。

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2015年8月31日のニュース