打ち勝った鶴岡、関東一、劇勝の興南、花咲徳栄は圧勝で3回戦へ

[ 2015年8月11日 20:11 ]

<関東一・高岡商>3回無死、右中間に三塁打を放つオコエ

第97回全国高校野球選手権大会

(8月11日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第6日は11日、2回戦4試合が行われ、プロ注目の外野手・オコエ瑠偉(3年)擁する関東一(東東京)、鶴岡東(山形)、興南(沖縄)、花咲徳栄(埼玉)が3回戦に駒を進めた。

 鶴岡商は同点で迎えた4回に田辺の適時打で勝ち越すと、5回に3点、7回にも4点を加えるなど鳥取城北に9-6と打ち勝った。チームは4度目の出場で初めて夏の甲子園で勝利を挙げた。

 関東一は3回までに8-0と大量リードを奪いながら、高岡商の反撃に遭い6回に同点に。7回に2点を勝ち越したものの、8回、再び追いつかれたが直後の攻撃で2点を奪い12-10で乱戦を制した。オコエは大会史上2人目となる1イニングに2本の三塁打を放つなど、3安打4打点の活躍で勝利に貢献。

 興南は4-1から一度は逆転を許したが、1点を追う9回に6番・石川の適時打で同点に追いつくと、代打・城間が左適時打を放ち5-6でサヨナラ勝ち。2010年の春夏連覇以来5年ぶりの甲子園白星を挙げた。

 花咲徳栄は18安打15得点の猛攻で29年ぶり2回目出場の三沢商に15―3で大勝した。

 12日の第7日は、東海大相模(神奈川)―聖光学院(福島)、遊学館(石川)―九州学院(熊本)、作新学院(栃木)―上田西(長野)、中京大中京(愛知)―鹿児島実(鹿児島)の2回戦4試合が行われる予定。

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2015年8月11日のニュース