鶴岡東 4度目の正直で夏初勝利!16安打で鳥取城北に打ち勝った

[ 2015年8月11日 10:16 ]

<鳥取城北・鶴岡東>変則フォームが特徴的な鶴岡東の先発・福谷

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 鶴岡東9―6鳥取城北

(8月11日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第6日が11日に行われ、第1試合は16安打を放った鶴岡東(山形)が鳥取城北を9―6で下して4度目の出場で夏初勝利を挙げ、16強進出を決めた。

 鶴岡東は2回、1死から7番・黒川が相手先発・辻井の高めの直球を捉え、左翼ポール際に飛び込むソロ本塁打で先制。3回に1―1の同点に追いつかれたが、直後の4回に2死から9番・福谷の中二塁打で好機をつくり、田辺の中前適時打で勝ち越しに成功した。

 5回には2四球と内野安打で無死満塁のチャンスをつくると、丸山、福谷の中前適時打などで3点を追加。7回にも福谷の4打席連続安打となる右前適時打など打者9人で6安打を集中し、4点を加えてダメを押した。

 変則フォームからのスライダーを武器とする鶴岡東先発の左腕・福谷は、7安打を打たれて6点を失ったが、9回を投げ切った。

 鳥取城北は3番手の左腕・沢田が6失点を喫するなど3投手の継投が決まらず、3年ぶりの聖地勝利を逃した。打線は小刻みに得点し、終盤には3点差に詰め寄ったが届かなかった。

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