終盤逆転されても…興南サヨナラ16強!10年春夏連覇以来の甲子園白星

[ 2015年8月11日 16:29 ]

<興南・石見智翠館>興南先発の比屋根

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 興南6―5石見智翠館

(8月11日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第6日が11日に行われ、第3試合は興南(沖縄)と石見智翠館(島根)が激突。興南が石見智翠館に6―5でサヨナラ勝ち。16強進出を決めた。興南は10年の春夏連覇以来の甲子園白星。

 興南は初回に5番石川の適時内野安打で先制。同点に追いつかれた直後の5回には先制点を挙げた石川の犠飛で勝ち越した。続く6回は1番比嘉のスクイズと3番具志堅の適時打で追加点。先発の比屋根を打棒で援護した。

 先発でトルネード投法を駆使する2年生左腕・比屋根は5回に同点を許すも7回まで1失点投球。だが8回に突如崩れ、2死から4四死球を与えるなど4失点。終盤に逆転を許した。

 石見智翠館はトルネード左腕の比屋根を攻めあぐねていたが、8回に2死から3番阿部と7番須山の適時打で逆転に成功した。

 1点を追う形となった興南は9回1死二塁から6番石川が適時打を放ち土壇場で同点に追いついた。その後に代打・城間が左適時打を放ちサヨナラ勝ちを決めた。

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