“レジェンド校”鳥羽、先発全員安打で15年ぶり聖地白星

[ 2015年8月10日 14:02 ]

<岡山学芸館・鳥羽>1回2死二塁、鳥羽・小薗は左越え2ランを放つ

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 鳥羽7―1岡山学芸館

(8月10日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第5日が10日に行われ、第2試合は100年前の第1回大会優勝校・京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)が先発全員の14安打を記録して岡山学芸館を7―1で下し、2000年以来15年ぶりの甲子園白星で2回戦進出を決めた。

 鳥羽は初回、2番・岩切の右前打で2死二塁の好機をつくると、4番の小薗が高めのスライダーを捉え、左翼席へと飛び込む先制の2点本塁打。その後は走者を出しながらも追加点が奪えなかったが、6回に2番手・宇地原の代わりばなを攻めて伊那の右前打から2死一、三塁とし、中嶋の右中間への適時打で追加点。7回には相手バッテリーエラーで1点を加え、8回には南の右前適時打などで3点を追加してダメを押した。

 先発右腕・松尾は毎回走者を出しながらも2回の1点のみにしのぎ、9回1失点の完投。

 夏初出場の岡山学芸館は8安打を放つなど毎回走者を出したが、2回に内野ゴロの間に挙げた1点のみ。9回の代打攻勢も実らず、甲子園初勝利を逃した。

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