大瀬良プロ初ホールド 同点機しのいだ、気迫の代打小笠原斬り

[ 2015年6月27日 17:55 ]

<広・中>8回表無死一塁、藤井のバントをさばいて二封する好フィールディングを見せる大瀬良

セ・リーグ 広島6―4中日

(6月27日 マツダ)
 救援に回って5試合目、広島・大瀬良は1点差で任された8回を無失点にしのいでプロ初ホールドを記録した。

 先頭打者の杉山に左前打され無死一塁、続く藤井のバントを二塁封殺し、この後2死二塁とされたが代打小笠原を内角高めの直球で捕飛に打ち取った。鮮やかなバント処理に「セカンド(封殺は)いけると思った。アウトを取るつもりで処理した」と振り返り、小笠原を迎えた場面は「気持ちで負けないよう全力で行った」と気迫で上回った。

 今季は先発で1勝6敗と苦しんだ末の配置転換、緒方監督は「一つの経験としてやってくれれば」と話しており、一時的な措置としている。大瀬良は「心配させてしまいましたが、きょうみたいに精いっぱい頑張ります」ときっぱり、しっかり結果を残せば先発復帰も見えてくる。

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