マー君メジャー最悪3被弾…5回7失点で3敗目喫する

[ 2015年6月22日 03:20 ]

序盤に失点を許した田中

ア・リーグ ヤンキース4―12タイガース

(6月21日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(26)が21日(日本時間22日)のタイガース戦に登板。初回に2被弾するなどメジャー移籍後最多の1試合3被弾。今季初の2桁被安打も許し5回を投げ10安打7失点(自責点は5)。10安打、7失点ともにメジャー自己ワーストタイと散々な内容で、今季3敗目(4勝)を喫した。防御率は3・17となった。

 田中は初回、テンポよく打者2人でアウトを2つ取るも3番カブレラに右安打を打たれ、続く4番V・マルティネスに右翼中段席に運ばれる特大2ランを打たれ先制を許した。2点でしのぎたい田中だったが、5番セスペデスの打球を遊撃手グリゴリアスがエラー。走者を背負い迎えた6番Jマルティネスに左中間2ランを浴び初回で4点を失った。

 2回にも2死から四球で満塁のピンチとなり、V・マルティネスに中前2点打を打たれた。

 3回は2者を連続三振に仕留めるなど無失点、4回もこの日ここまで4打点のV・マルティネスを投ゴロに打ち取るなど無失点で抑えた。中盤立ち直ったように見えたが5回にJ・マルティネスにこの日2本目となるソロホームランを浴び追加点を許した。田中はこの回でマウンドを降りた。

 今季、タ軍とは右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト入りする直前の4月23日に対戦。気温0・5度の極寒の中、白星こそつかなかったものの6回1/3を3安打1失点と好投していたが、この日はタ軍の強力打線につかまった。

 その後もヤンキース投手陣はタイガース打線を止められず、6回にもJ・マルティネスにこの日3本目の3ランを打たれるなど5失点。結局4―12で敗れ、連勝は4で止まった。タイガースは連敗を4で止めた。

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