楽天・嶋 左脇腹骨折だった…ファウル受け「打撲」も再検査で判明

[ 2015年6月18日 05:30 ]

13日の中日戦で亀沢のファウルが直撃し、うずくまる楽天・嶋

 楽天の嶋基宏捕手(30)が17日、左脇腹の骨折のため出場選手登録を抹消された。13日の中日戦(コボスタ宮城)の4回にファウルを同箇所に受けて途中交代。試合当日は打撲と診断されたが痛みが引かないため、この日、福島県内の病院で再検査を受け、「左第7肋骨骨折」と判明した。

 全治4~6週間の診断で、復帰は後半戦途中になる見通し。大久保監督は「ちょっと長引きそうだね」と正捕手の離脱に顔を曇らせた。嶋はオールスターゲーム(7月17、18日)のファン投票で17日現在、パ・リーグ捕手部門1位に立っているが、6年連続の出場は絶望的となった。楽天の支配下登録捕手は5人で、DeNAと並び12球団最少。伊志嶺も12日に右太腿を痛めて戦線離脱しており、出場できる捕手は小山桂、小関、緊急昇格する3年目・下妻の3人しかいなくなった。2軍に残る捕手は育成のセゴビアだけだ。

 交流戦を勝ち越し、勝率5割復帰まであと1勝という中での非常事態。指揮官は「全員野球で頑張るしかない」と声を振り絞った。

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2015年6月18日のニュース