原GはハリルJ教訓に「決定力」上げる!重圧想定して練習せよ

[ 2015年6月18日 05:30 ]

報道陣と笑顔で話す原監督

 巨人・原監督が、ハリルジャパンを教訓に「決定力アップ」を求めた。前夜、日本代表はシンガポール代表と0―0。格下相手のドローに「決定力不足と言われた、悪い時の日本ですね。組織(の問題)なのか、個なのかというと難しい」と感想を口にした。

 決定力不足は、今の巨人打線と重なる。原監督が「あと一本が出ない」と繰り返し、11位に終わった交流戦は、チーム得点圏打率が・213。交流戦前の・235から下がっている。重圧の掛かる場面で結果を出すため、日々の打撃練習についても「自分の中で想定しないと。ゲームのための練習と思って、投手にもこういうところに投げてとか、(球種を)ミックスで投げてくれとか」と工夫を促した。

 この日、東京ドームで行った練習では速球対策のため、昨年の秋季練習などで導入した高速マシンでのフリー打撃も敢行。2軍から配置転換となった伊藤トレーニングコーチは肉離れを予防するウオーミングアップを導入した。人事を尽くし、ここぞの決定打を待つ。

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2015年6月18日のニュース