阪神 マートン、練習後に和田監督らと“異例”の話し合い

[ 2015年6月18日 17:03 ]

打撃練習後、和田監督(右端)らと話し合う阪神・マートン(中央)

 阪神のマートンが不振脱却に向け、甲子園で和田監督らと約1時間半、打撃理論を交わした。全体練習後に続いた異例の話し合いに「野球が好きなので、野球の話をした」と晴れやかな様子だった。

 自身の打撃練習後、オマリー打撃コーチ補佐と話し込んだところから始まった。途中から監督と関川打撃コーチが加わり議論は熱を帯びていった。「追究心がある」(監督)というマートンは身ぶり手ぶりで考えを伝え、オマリー打撃コーチ補佐は「彼は考えすぎるところがある。基本に立ち戻ろうということを話した」と説明した。

 昨季の首位打者は打率2割4分3厘、本塁打なし。指揮官から「投手と戦うんじゃなく、自分と戦っている。ボールゾーンを打ちにいって形が崩れている」と指摘されたように、本来の好打者ぶりを発揮できていない。休日の前日にも一人で打ち込みを行うなど、必死に活路を見いだそうとしている。

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2015年6月18日のニュース