マー君 中5日で復帰2戦目 10日ナショナルズ戦先発へ

[ 2015年6月6日 07:24 ]

エンゼルス戦のベンチで笑顔を見せるヤンキース・田中

 ヤンキースの田中将大投手(26)が、9日(日本時間10日午前8時5分開始)のナショナルズ戦で先発することが決まった。ジョー・ジラルディ監督が、5日(日本時間6日)のエンゼルス戦前の会見で明かした。

 右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしていた田中は、3日のマリナーズ戦で41日ぶりにメジャー復帰し、7回3安打1失点、毎回9奪三振の快投で復帰戦を飾った。通常のローテーション通りなら次回は10日(同11日)のナ軍戦で先発する見込みだったが、首脳陣は現在11試合に先発してア・リーグ2位タイの7勝を挙げているピネダの登板過多を危惧し、登板を1度飛ばすことを決定。この変更に伴うローテーションの組み替えで、田中の登板が1日前倒しとなり、前回登板から中5日で先発することになった。次回がDLから復帰後、本拠地初登板となる。

 ピネダは昨年5月に右肩痛で離脱し、13試合、76回1/3しか投げておらず、年間通して働いたのはマリナーズ時代の11年(28試合で171回、9勝10敗)までさかのぼる。今季はこのペースで登板を重ねれば、年間220投球回に達する計算になるため、首脳陣が疲労を配慮した形となった。今後このローテーションで回れば、田中は15日(同16日)のマーリンズ戦に中5日で先発する見込み。昨季同僚だったイチローと、日米通じて初対決が実現するかにも注目が集まる。

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