阪神・伊藤隼　登録抹消　３日走塁で左手親指を亜脱臼

３日のロッテ戦で顔をしかめる伊藤隼

　３日のロッテ戦（甲子園）の５回の走塁で左手親指を痛め出場選手登録を抹消された阪神・伊藤隼太外野手（２６）が５日に大阪府内の病院で精密検査を受け、「左手親指亜脱臼」と診断されたことが分かった。

　骨に異常はないが、患部をギプス包帯で固定し、アイシングを中心に治療していく方針。この日も前日に続いて鳴尾浜の球団施設内で体幹トレーニングなどを行った。「それなりに（プレーができないくらい）痛い」とバットを振ることを自重しているが、「痛みが引いたらすぐにやりたい」と早期復帰に意欲を示した。