青木は敵の走塁ミスで勝利!一塁走者に打球当たり試合終了 

[ 2015年5月4日 05:30 ]

<ジャイアンツ・エンゼルス>2回、左前に2点打を放つ青木

インターリーグ ジャイアンツ5―4エンゼルス

(5月2日 サンフランシスコ)
 ジャイアンツの青木は、「まさかの走塁ミス」で勝利をつかんだ。3点リードの9回。エンゼルスに1点差まで詰められ、なおも2死一、三塁のピンチを迎えた。

 ここでジョイスの鋭い打球は一、二塁間を襲ったが、なんと一塁走者に当たり(記録は安打)ゲームセットという珍しいエンディング。「あれで終わるというのはあまりない。運も味方にした。自分も塁に出たら気をつけないと」と笑みを浮かべた。

 これにより、青木の先制打が決勝点となった。0―0の2回2死二、三塁。初対戦となった変則左腕サンティアゴに対し「1打席目(遊ゴロ)でイメージができて、2打席目はいい形で入れた」と外角速球を左翼線にはじき返し、2者を迎え入れた。次打者が四球で歩いた直後には三塁へ今季7個目の盗塁。4回にも中前打し、今季10度目のマルチ安打をマークした。24試合で30安打は年間202本ペース。「いいスタートは切れている」と、青木は納得の表情だった。

続きを表示

2015年5月4日のニュース