広島 珍プレーでサヨナラ勝ち インフィールドフライ落球の間に生還

[ 2015年5月4日 20:20 ]

<広・巨>9回1死満塁、代打・小窪の内野フライは村田(右)とフランシスコの間にポトリ。ボールを拾ったフランシスコは本塁を踏むも、三走・野間がサヨナラの生還

セ・リーグ 広島3―2巨人

(5月4日 マツダ)
 広島が珍プレーでサヨナラ勝ちを決めた。巨人の守備陣がインフィールドフライを落球する間に三走がホームを駆け抜けた。

 9回裏1死満塁の場面だった。小窪が捕手と投手の間に高々と上がるフライを打ち上げ判定はインフィールドフライ。この時点で打者はアウトになったが、三塁手の村田と一塁手のフランシスコがお見合いする形になりフライを捕球できなかった。

 三走の野間がホームへ突っ込んだが、ボールを拾った一塁手のフランシスコはホームベースを踏んだだけ。野間をアウトにするためにはタッチプレーが必要となるためホームインが認められ、サヨナラ勝ち。珍プレーで試合は幕を閉じた。

 三塁の丹波塁審が「フライが上がった時点でインフィールドフライを宣告しましたので、ホームはタッグプレー。従ってホームイン。サヨナラです」とプレーを説明すると、スタンドを真っ赤に染めた広島ファンから大歓声がわき起こった。

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