バレ 24日巨人戦「4番・左翼」で1軍復帰へ 真中監督明言

[ 2015年4月24日 08:04 ]

ヤクルトのバレンティン

 首位攻防戦に主砲が帰ってくる。昨秋に左アキレス腱を手術したヤクルトのバレンティンが、24日の巨人戦から「4番・左翼」で1軍復帰する。真中監督が「あす(24日)合流させます。1試合でも早く帰ってきてほしいと思っていた」と明かした。

 開幕から2軍でリハビリを続けてきたバレンティン。22日のイースタン・リーグ、DeNA戦(戸田)で初めて外野守備に就き、この日の状態に問題がなかったためゴーサインが出た。これまで指揮官はバレンティンを3番に据える「超攻撃型オーダー」を理想に掲げてきたが、ロースコアの試合が多いことから、2番には小技ができる上田や田中浩を置き、3番・川端は代えずに、バレンティン、雄平、畠山と並べて得点力を上げる狙いだ。

 打線はこの日も9回に畠山の4号ソロで零敗を免れるのがやっとで、チーム打率は・243。昨季31本塁打の主砲に懸かる期待は大きく、真中監督は「他の打者の重圧やストレスも少し分散されると思う」と山田や雄平らへの相乗効果も口にした。同率首位に並ばれた巨人を本拠地で迎える3連戦。最高のタイミングで大きな戦力が加わる。

続きを表示

2015年4月24日のニュース