高木勇“強運”初登板から3戦3勝!巨人の新人では4人目の快挙

[ 2015年4月12日 17:37 ]

<巨・ヤ>巨人の先発・高木勇

セ・リーグ 巨人6―1ヤクルト

(4月12日 東京D)
 巨人のドラフト3位・高木勇が7回を5安打1失点と好投。巨人の新人では1957年の藤田、60年の青木、2000年の高橋尚に次いで15年ぶり球団4人目となる初登板から3戦3勝を飾った。

 ヤクルトの先発・杉浦との投げ合いは6回まで0更新。先に失点したのは高木勇だった。7回1死一、三塁から中村に左前適時打を浴びて先制を許してしまう。だが“遅咲きのルーキー”が強運を発揮した。

 その裏、1死から自身の代打で出場したセペダが四球で出塁すると、そこから1死満塁とチャンスを広げ、連続押し出し四球で逆転。勝ち投手の権利が転がり込んできた。

 この回だけで実に5つの四球で3点を奪った巨人は8回にも2死満塁から坂本、阿部の連続適時打で3点を追加。山口、沢村の継投でヤクルトの反撃を振り切った。巨人は3連敗の後2連勝で勝率5割復帰まであと1勝とした。

 ヤクルトは杉浦が6回まで無失点と好投したが、これまで踏ん張っていた中継ぎ陣が大誤算。開幕から続いていたプロ野球記録の3失点以下の試合が「14」で途切れた。

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2015年4月12日のニュース