上原が1Aで実戦復帰 戦列に戻る準備整う

[ 2015年4月12日 13:56 ]

 左太もも裏の張りで故障者リスト入りしている米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手が11日、傘下マイナー1Aグリーンビルの一員としてサウスカロライナ州グリーンビルでのオーガスタ戦で実戦復帰した。1回を投げて3安打1失点、1三振の内容だった。

 3月17日に負傷して以来初の実戦は0―2の五回から2番手で登場。1死二塁で左翼フェンス直撃の二塁打を浴びて失点した。「最初はこわごわ投げて、途中からいい感じで投げられた」と振り返るように、その後は内野安打1本に抑えて追加点を許さなかった。

 失点後の投球については「思い切って投げられたという感じはある」と手応えを得た。ずっと頭から離れなかった不安感はかなり取り除くことができたようだ。

 まずはこの日の投球をチームに報告。13日に本拠地ボストンでチームに合流し、ファレル監督らと話し合ってメジャーの戦列に戻るかどうかが決まりそうだ。上原は「きょうで大丈夫だという気持ちにはなっている」と話した。(共同)

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2015年4月12日のニュース