中日　“代役”福田、大暴れ３安打！連敗３で止め今季初勝利

＜中・巨＞２回無死、福田（左）は左越え２号ソロを放ち、亀沢と笑顔でエルボータッチ

セ・リーグ 中日５―３巨人

（3月31日 ナゴヤＤ）
　中日に“福の神”が現われた！３５年ぶりの開幕３連敗を喫した中日は３１日、本拠地・ナゴヤドームで巨人と対戦。右手親指骨折で離脱した森野の“代役”として「５番・一塁」で先発出場した福田が先制弾を含む３安打２打点と活躍し、チームを今季初勝利へと導いた。

　福田が本拠地のファンを魅了した。まずは２回、２試合連続の左越え２号ソロを放って先制点をもたらすと、６回には１死一、二塁から貴重な追加点を奪う右前適時打を放って巨人の先発・杉内をＫＯ。その後、エルナンデスも右前適時打で続き、リードを３点に広げた。

　巨人の反撃で同点に追いつかれた直後の８回にも、福田は１死一塁から左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。１死満塁と好機が広がると、代打・小笠原が右前適時打を放って勝ち越しに成功。さらに押し出し四球でこの回２点を奪った。

　先発・大野は７回を５安打１失点。２番手・又吉が１回を２失点と誤算だったが打線に助けられ、最後は福谷が締めて連敗を３で止めた。