東海大四、北海道勢52年ぶり決勝進出!大沢が9安打1失点の粘投!

[ 2015年3月31日 15:35 ]

<東海大四・浦和学院>東海大四先発の大沢

第87回選抜高校野球大会準決勝 東海大四3―1浦和学院

(3月31日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第10日は31日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、第2試合では東海大四(北海道)が好投手・江口を擁する浦和学院(埼玉)を3―1で下し、同校初、北海道勢では1963年に準優勝した北海以来52年ぶりとなる決勝進出を決めた。

 東海大四は、昨秋の明治神宮野球大会準々決勝で浦和学院に0―10の6回コールド負けを喫しており、“リベンジ”に成功。4月1日の決勝戦では、ともに初優勝を懸けて敦賀気比(福井)と対戦する。

 試合は、2回に浦和学院が3連打で1点を先制。しかし、その直後に東海大四は2死三塁の好機を作ると、投手の大沢が中前適時打を放ち同点。さらに2つの四死球で満塁とすると、冨田の放ったゴロを二塁手・台が失策。この間に三塁走者が生還し、勝ち越しに成功した。

 6回にもセーフティースクイズを決めてリードを広げた東海大四。投げては大沢が安打は許すも粘りの投球を見せ、浦和学院打線を9安打1失点に抑え、チームのリードを一人で守り切った。

 浦和学院は打線が9安打を放つも、あと1本が出ずに1点止まり。これまで3戦で2完封と好投を見せていた江口も、2回に今大会で初めて適時打を浴びると、その後に守備が乱れてこの回2失点。6回にも失点を重ね、13年以来の決勝進出とはならなかった。

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2015年3月31日のニュース