大阪桐蔭４番青柳　役割果たせず、今大会１３の１「力が足りない」

第８７回選抜高校野球大会準決勝 大阪桐蔭０―１１敦賀気比

（3月31日 甲子園）
　大阪桐蔭の４番青柳は４打数無安打。今大会は４試合で１３打数１安打と大ブレーキに陥り、最後まで主砲の役割を果たせなかった。夏春連覇を逃した昨夏の優勝メンバーは「まだまだ自分の力が足りない」と悔しさをあらわにした。

　第２、３打席は得点圏に走者を置いた場面で三飛、三ゴロに倒れた。前日に西谷監督から打撃指導を受けたが、特効薬とはできずじまい。雪辱の夏へ向け「また日本一になれるように。新しい気持ちでやりたい」と一層の研さんを誓った。

　▼大阪桐蔭・福田主将（大敗に）「こんな点差で負けることはこのチームでなかった。しっかり切り替え夏は優勝したい」

　▼大阪桐蔭・谷口捕手（先発の田中に）「ボール自体は悪くなかった。打たれた２本の本塁打は高く浮いてしまった」

　▼大阪桐蔭・永広二塁手（２二塁打と気を吐く）「どんなにいいピッチャーでも失投がある。それを逃さず打てた」