明大、早大、法大 そろって沖縄キャンプに出発

[ 2015年3月2日 12:04 ]

 東京六大学リーグの明大、早大、法大が2日、キャンプ地の沖縄に向けて一斉に羽田空港を出発した。

 明大は沖縄セルラースタジアム那覇、早大は浦添、法大は嘉手納でそれぞれキャンプを行う。

 この日は偶然にも学生チームの出発ラッシュで3校のほか東北福祉大や駿河台大、高知・春野に遠征する慶応高ナインの姿もあった。

 まず羽田に到着したのは法大。鴨川ですでに1次キャンプを行っており、今回は選手・スタッフ44人が沖縄入り。1年生は富山商出身の昨夏18U日本代表左腕・森田ら6人がメンバーに入った。森田は今春の開幕投手候補に浮上しているが、昨秋リーグ戦でエース石田(DeNAドラフト2位)に次ぐ7試合に登板した新3年生右腕・玉熊(北海)も実績を考えれば開幕投手の最有力候補。それだけに「鴨川で投げ込んで調子も上がってきた。春は最低でも5勝しないと優勝できない。僕も上級生になったので、しっかり引っ張っていきたいし、沖縄で結果を残したい」。1年生に大役を渡すわけにはいかないとばかりに表情を引き締めた。

 続いて早大が到着。36人が選ばれ、1年生のメンバー入りはなかった。今年からチームを率いる高橋広監督は「今、構想中のオーダーがこれでいいかどうかというテストをしていく。投手陣は大竹、竹内の左2人に加えて、右が復調してくればこれは大きいと、日大三で11年夏の甲子園を制した右腕・吉永をキーマンに挙げ、期待を寄せた。

 明大は静岡・沼津でのキャンプを終え、37人が選抜された。1年生では渡辺(横浜)、越智(丹原)、吉田(履正社)がメンバー入り。沖縄生まれのエース左腕・上原は「セルラーには初めて行くので楽しみ。家族とかももしかしたら見に来るかもしれないので、成長した姿を見せられたら」と話していた。 

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2015年3月2日のニュース