G主軸打てず連敗…大田には芯に当てる技術&精神力が必要

[ 2015年3月2日 07:20 ]

<巨・ヤ>6回2死一、三塁、内野フライに倒れる巨人・大田

オープン戦 巨人2―4ヤクルト

(3月1日 東京D)
 積極性だけで安打は打てない。技術も集中力も高めなければ結果はついてこない。中軸の逸機でヤクルトに連敗を喫した巨人・原監督は言った。「バッティングカウントの中で8~9割くらい芯で当てる技術、精神力が欲しい」。

 1点を追う6回2死一、三塁、3ボール1ストライク。大田は真ん中低めのスライダーを打ち損じ、二飛に倒れた。打者有利のカウント。4番が仕留めなければならない場面で、原監督は大田に「しっかりヘッドを立てて打て!」と指導した。3番の亀井も2点を追う8回1死一、二塁で2ボール1ストライクから二ゴロ。指揮官は「投手が苦しんでいる時に助けてしまう打撃では」と奮起を促した。

 対照的な場面もあった。8回、先頭の橋本は2ボールから3球目を中越えに三塁打し「シーズンを通じても甘い球はそう来ない。打てる球はしっかり捉えないと」と振り返った。続く小林も3ボールから「打て」のサインに応え、4球目を左中間に適時二塁打を放った。原監督は「ああいう場面から振りにいけた」と称えた。 

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2015年3月2日のニュース