由規3年ぶり3・11登板 特別な日…地元・宮城に雄姿見せる

[ 2015年3月2日 06:25 ]

3年ぶりに3月11日に登板する由規

 右肩手術から復活を目指すヤクルト・由規投手(25)が11日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム)に登板することが1日、分かった。11年3月11日に起きた東日本大震災で、甚大な被害を受けた宮城県仙台市出身。震災から1年後の12年3月11日に広島とのオープン戦(福山)で先発したが、その後2年間は右肩痛などでオープン戦登板がなく、公式戦の登板も11年9月3日の巨人戦(神宮)を最後に遠ざかっている。

 4年ぶりの1軍登板を目指す今季、3年ぶりに1軍キャンプに参加して順調に調整を続けてきた。3年ぶりのオープン戦登板となった2月22日の日本ハム戦(浦添)では先発で2回を無失点と好投した。「一年間を通して投げ続けるには、もっと内容を上げないといけない」と語る由規にとって、東日本大震災が起きた日は特別な一日。先発か中継ぎかは未定だが、3年ぶりに、「3・11」のマウンドに立つ。

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2015年3月2日のニュース