阪神・浜中2軍打撃コーチ緊急入院 急性すい炎、復帰は未定

[ 2015年2月4日 05:30 ]

緊急入院した阪神の浜中2軍打撃コーチ

 阪神は3日、安芸の2軍キャンプに参加中の浜中治ファーム打撃コーチ(36)が「急性膵炎(すいえん)」と診断され、高知県内の病院に入院したことを発表。山下ファームチーフトレーナーが「2日の練習後に腹痛を訴えました。入院が必要です」と説明した。

 選手、スタッフには3日朝に、古屋2軍監督から説明があった。指揮官は浜中コーチから選手、スタッフへメールで詫びの言葉を託されたことを明かし、「“みなさんにはご心配を、ご迷惑をおかけして申し訳ありません”とのことだった」と話した。そして「早く帰ってくることを願うしかない。万全で帰ってきてほしい。あとは他のコーチたちと協力してやっていく」と切り替えた。

 現役時代は4番も務めた浜中コーチは、若手の長距離砲育成を期待されて新たに入団。オフには自身も鳴尾浜球場でランニングするなど、キャンプインに備えてきた。初日、2日目も打撃投手を務めるなど、精力的に指導していただけに、まさに急病だった。

 症状の程度などは未発表で球団としては転院も視野に入れている。

 入院期間、復帰時期も未定だが球団として2軍キャンプのコーチの補充はしない見通しだ。

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2015年2月4日のニュース