黒豆食べ続け体重25キロ増!巨人ドラ3右腕は“鉄腕”自慢

[ 2014年10月28日 05:30 ]

巨人の藤本スカウトと握手を交わす三菱重工名古屋の高木

 巨人からドラフト3位で指名された三菱重工名古屋の高木が、名古屋市内の同社で指名あいさつを受けた。

 社会人1年目から7年間、佐伯功監督の助言で黒豆を食べ続けた結果、体重が約25キロ増えたといい「黒豆のおかげで投げ続けられるタフさが身についた。(年間)100試合投げられる選手になりたい」と07年に阪神・久保田が記録した90試合を上回るシーズン最多登板を目標に掲げた。

 最速153キロを誇り、多彩な変化球を操る。毎年ドラフト候補に挙げられ「6度目の正直」で夢をかなえた。同じ三重出身で同学年の中井から「おめでとう。同じチームやな」と祝福メールが届いたという。普段は工場で米ボーイング社の旅客機787の主翼部品の検査を担当。1日に数千個の部品を検査することもあるといい「集中力がないと見落とす。我慢強くなった」とピンチでも動じない忍耐力が磨かれた。

 兄弟漫才コンビ「中川家」の弟・礼二似と言われるという右腕は、即戦力として期待は大きい。中継ぎを任されたら「勝利の方程式の一角を担うくらいの気持ちでやりたい」と闘志を燃やした。

続きを表示

2014年10月28日のニュース