ソフトバンク2勝目 大隣 完璧な7回3安打無失点 阪神 9回に意地の1点

[ 2014年10月28日 22:00 ]

勝利のハイタッチをかわす李大浩(右)らソフトバンクナイン

日本シリーズ第3戦 ソフトバンク5―1阪神

(10月28日 ヤフオクD)
 日本シリーズ(7試合制)第3戦は28日、福岡市のヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが阪神に5―1で快勝し、対戦成績を2勝1敗とした。

 ソフトバンクは初回、先頭の柳田が右翼線二塁打で出塁すると、明石がきっちり送って1死三塁とし、内川の中越え適時二塁打で1点を先制。4回には1死二塁から細川がワンバウンドボールを空振り三振。ところが、これがワイルドピッチとなり、二走・吉村が一気に生還して貴重な追加点を奪った。

 6回には2死満塁から内川の三塁へのゴロが西岡の野選を誘って幸運な追加点を奪うと、続く李大浩の中前にポトリと落ちる適時打で2点を加え、リードを5点に広げた。

 ソフトバンクの先発左腕・大隣は両サイドを丁寧に突く投球で阪神打線をほんろうし、7回を3安打無失点、6奪三振と好投。攻撃のリズムをつくった。

 阪神は先発・藤浪が初回にわずか7球で先制を許すなど得点圏に走者を背負う苦しい投球が続き、5回2/3を7安打3失点。打線もわずか5安打で9回に1点を返すのがやっとだった。

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