4回にマートン、5回は菊池に 死球合戦で一触即発 警告試合に

[ 2014年9月13日 05:30 ]

<神・広>5回2死、菊池(右から2人目)への死球で、両軍が本塁を挟む形でにらみ合う

セ・リーグ 阪神8-2広島

(9月12日 甲子園)
 広島が阪神に完敗。首位・巨人とのゲーム差が5に広がった。それだけでも痛いが、遺恨を残しかねないゲームにもなった。5回2死。藤浪から死球を受けた菊池が、うずくまった。3ボール1ストライクからの5球目。148キロの速球が左脇腹に直撃した。

 広島ベンチから緒方野手総合コーチらが飛び出す。続いて野村監督も菊池に歩み寄り阪神ベンチを見た。すると阪神ベンチからも中西投手コーチらが飛び出し、両軍が本塁を挟む形になった。4回に広島・福井が阪神・マートンに死球を与えており、熱くなりやすい状況だった。不穏な空気の中、審判団から「警告試合」が発せられ、ようやく収束した。菊池は大事をとり7回の守備から交代。「痛みはない。またあした頑張る」と話して球場を後にした。

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