自己ワースト9安打…和田5回途中4失点で3敗目 カブス7連敗

[ 2014年9月13日 11:42 ]

パイレーツ戦に先発し、4回1/3を4失点のカブス・和田(AP)

ナ・リーグ カブス3―7パイレーツ

(9月12日 ピッツバーグ)
 カブスの和田は12日(日本時間13日)、ピッツバーグでのパイレーツ戦に先発し、4回1/3、83球を投げて9安打4失点、2四球2三振で3敗目(4勝)を喫した。カブスは3―7で敗れ、7連敗となった。

 4回途中に左ふくらはぎのけいれんで降板した今月5日のパイレーツ戦から中6日。雪辱のマウンドに上がった和田だったが、直球が安定せず変化球はキレを欠き、5回途中でマウンドを降りた。

 初回、いきなり先頭のハリソンに真ん中低めの速球を捉えられて中前打を打たれたが、続くマーサーを遊ゴロ併殺打。3番マカチェンにも安打を許すも、ウォーカーを変化球で遊ゴロに仕留めて無失点で終えた。

 しかし2回、2死三塁から8番スチュワートを飛球に打ち取ったかに思えたが、二塁手ワトキンスがキャッチし損なってポロリ。不運な安打で先制点を献上した。3回には1、2番の連打で1死一、二塁のピンチを招き、ウォーカーに中前に運ばれて2失点目。味方が1点差に追い上げた4回にも2四球からピンチとなり、マーサーの適時打で再び2点差とされた。和田は5回1死からタバタに右越え三塁打を打たれたところで降板。9安打は今季自己ワーストとなった。

 ▼和田の話 今年で一番、真っすぐがいっていなかった。真っすぐが駄目だと、変化球に合わされる。粘りきれなかった。残り試合は状態を上げてやるしかない。

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