沢村、7回2失点の好投で4勝目「チームが勝つことだけ考えて」

[ 2014年9月11日 22:11 ]

<神・巨>4勝目を挙げた沢村(左)は原監督とタッチをかわす

セ・リーグ 巨人6―2阪神

(9月11日 甲子園)
 巨人・沢村が阪神打線を相手に7回を投げ9安打を打たれながらも2失点。打線の援護を受けた中で粘りの投球をみせ、自身3連勝で今季4勝目を挙げた。

 「思い切って投げることができた。9月に入り、優勝争いが激しくなっているので、チームが勝つことだけを考えていた」。

 6回まで無失点。7回に無死満塁のピンチを背負い、上本に左前2点適時打を許して連続無失点は22イニングでストップしたが、その後の鳥谷、ゴメス、新井を打ち取って阪神の反撃の勢いを食い止めた。

 自身の好投もあり、チームは甲子園3連戦で15年ぶりの3連勝。リーグ制覇へ大事な9連戦の最初のカードで最高のスタートを切り「チームにとって3連勝できたことは大きい」とニッコリ。ラストスパートに向けて「投げる試合はすべて勝てるように努力したい」と力を込めた。

 今季4勝目の右腕に対し、原監督は「安定感あるし、ストライクゾーンを広く使えるようになっている。緩急を含めて、いい階段を行っている」と称えた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月11日のニュース