イチ 地面すれすれのボール球を二塁打「僕が待っているのはあそこ」

[ 2014年9月11日 13:37 ]

レイズに勝利し、笑顔のジーターとタッチを交わすヤンキースのイチロー
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ア・リーグ ヤンキース8―5レイズ

(9月10日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローが巧打を披露した。2点リードの8回無死一塁。右腕ペラルタの真ん中低めのフォークボールをすくうように打つと、打球は右中間への二塁打となり、貴重な追加点が刻まれた。

 地面すれすれのボール球だったが、イチローは「僕が待っているのはあそこ」と言う。イチローによると、ベテランのペラルタは「一番遅くて見やすい」真っすぐを餌に落ちる球を配してかく乱。相手の狙いを読んだ一打に納得の様子だった。

 先発カプアーノが1死しか奪えず、4失点で降板。だが2番手以降が踏ん張り、打線も盛り返した。ジラルディ監督は「諦めないという持ち味が出た」と満足そうだった。(共同)

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2014年9月11日のニュース