オリックス 森脇監督続投2年契約 4年指揮なら仰木氏以来の長期政権

[ 2014年8月24日 05:30 ]

続投が決まった森脇監督。来季から新たに2年契約を結ぶ

 オリックスは23日、今季で2年契約が切れる森脇浩司監督(54)と新たに来季から2年契約を結ぶことで合意したと発表した。

 23日の楽天戦(京セラドーム)の前に、瀬戸山隆三球団本部長から続投を要請され、受諾した。森脇監督は試合後「しばらく自問自答した上で挑戦させていただこうと決めた。しっかりしたチーム、組織をつくっていく。全身全霊を懸ける」と決意表明した。

 就任1年目の昨季は5位に終わったが、今季はここまで貯金19で2位。すでに6年ぶりのCS進出は確実な状況で、96年以来のリーグ優勝も狙える位置につけている。バッテリーを中心とした守りの野球が浸透し、投手では松葉、吉田一、東明、野手では安達、伊藤ら若手も成長している。

 20日に西名弘明球団社長が、監督人事権を持つ宮内義彦オーナーに最終確認し、続投を正式決定。瀬戸山本部長は「機動力野球を実現し、チームの結果も出ている」と評価し、複数年契約の理由については「常に優勝を狙えるチームを一歩一歩つくっていただきたい」と説明した。4年となれば、球団では仰木彬氏が94~01年に務めて以来の長期政権となる。

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2014年8月24日のニュース