三重・宇都宮 サヨナラ押し出しに興奮!一塁踏み忘れそうに

[ 2014年8月14日 05:30 ]

<三重・広陵>延長11回2死満塁、三重・宇都宮はサヨナラ押し出し四球を選び、ガッツポーズ。投手・吉川

第96回全国高校野球選手権1回戦 三重5―4広陵

(8月13日 甲子園)
 三重の3番・宇都宮は冷静だった。

 延長11回2死満塁。「打ちたい気持ちで打席に入りましたが、チームプレーを優先した」。ボールをしっかり見極め、最後は3ボール1ストライクからの5球目が内角に外れた。サヨナラ押し出し四球。興奮のあまり一塁を踏むことを忘れそうになり「一塁コーチャーに言われて踏んだ。うれしくて忘れていた」と笑った。9回は2死満塁から佐田の中前2点適時打で追いついた。夏は09年以来の勝利に、中村監督は「涙が出そうだった」と感激していた。

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2014年8月14日のニュース