山形中央、最終回に3点差ひっくり返す劇勝で甲子園初勝利!

[ 2014年8月14日 18:51 ]

<小松・山形中央>9回2死二塁、高橋和は右中間に同点の適時三塁打を放つ

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 山形中央9―8小松

(8月14日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第4日は14日、甲子園球場で1回戦4試合を行い、第4試合は4年ぶり2回目出場の山形中央(山形)が初出場の小松(愛媛)に9―8で劇的な逆転勝ちを収め、甲子園初勝利を挙げた。

 山形中央は5―8で迎えた9回、先頭・高橋裕が中前打で出塁。続く佐藤僚の左中間二塁打で無死二、三塁とし、代打・奥山の遊撃への内野安打でまず1点。さらに永井の二塁ゴロの間に1点を加え、1点差に詰め寄った。そして迎えた2死二塁で高橋和が右中間へ三塁打を放ち同点。続く中村の中前適時打で4点目をもぎ取り、9―8とついに逆転に成功した。

 そして、その裏の守りでは先頭打者に失策で出塁を許しながら、2番手投手の佐藤僚がすかさずけん制で刺し、まず1死。その後、安打と四球で1死一、二塁のピンチを迎えたが、日野を一塁へのインフィールドフライ、今井を空振り三振に仕留め、1点リードを守り切った。

 小松は初回、2死三塁から大上の中前打で先制。1―3で迎えた3回には、2死三塁から大上、平田、奥田、寺岡に4連続タイムリーが出て一挙4点を挙げて勝ち越すなど最大3点のリードを奪ったが、最後にひっくり返され、力尽きた。

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