北信越旋風だ!佐久長聖が隣県対決制して史上初5県初戦突破

[ 2014年8月14日 10:35 ]

<東海大甲府・佐久長聖>4回裏佐久長聖2死、竹内が左越えの先制本塁打を放つ。捕手石塚
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第96回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦 佐久長聖3―1東海大甲府

(8月14日 甲子園)
 長野の佐久長聖が東海大甲府を下し、史上初の北信越5県初戦突破を果たした。初日の敦賀気比(福井)、富山商(富山)、2日目の星稜(石川)日本文理(新潟)に次いでの勝利。

 藤原監督は「チームのことに手一杯で…」と語ったが、この日の試合については「流されることなく、自分たちの足元を見てやていこうと言っていた。いい試合だった」と納得した表情だった。初回と9回を除く毎回走者を背負いながらも先発に左腕の寺沢、7回から右腕の両角の継投で逃げ切り勝ち。「寺沢は県大会の決勝ではあまりよくなかったが、ずっとこの継投でやてきたので最初から決めていた。いい形でつなげた」と語った。

 さらに、先制本塁打と、追い付かれた後の勝ち越しタイムリーを放った竹内に関しても「嫌な流れだなと思っていたので、いいところで打ってくれた」と語った。

 この勝利が02年以来12年ぶりの夏の白星。76年に初出場で4強した時以来の2勝目も期待されるが「エラーなどもあったので、もう一度鍛え直して臨みたい」と気を引き締めていた。

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