松井裕 先発復帰戦は6回途中4安打7奪三振無失点 勝利投手の権利得る

[ 2014年7月23日 20:36 ]

<西・楽13>6月19日の広島戦以来の先発となった楽天・松井裕

パ・リーグ 楽天―西武

(7月23日 西武D)
 楽天の松井裕樹投手(18)が23日、西武13回戦(西武D)に先発。6月19日の広島戦(マツダ)以来となる先発復帰のマウンドで、5回0/3を投げて4安打無失点、7奪三振。勝利投手の権利を持って降板した。

 松井裕は初回、先頭の秋山には11球を要した末に四球で出すと、4番・中村に三塁強襲の内野安打を浴びて2死一、三塁。それでもメヒアを空振り三振に仕留めてピンチを脱出した。スコアボードに0を並べて迎えた5回は1死一、二塁としたが、渡辺を右飛併殺に打ち取りこの回も無失点。それでも疲れの見えた6回、2連続四球などで無死満塁として降板。2番手のクルーズが3者連続三振でしのいで、松井を援護した。

 先発5試合で制球難を露呈し、6月19日を最後に中継ぎに配置転換となったが、10試合で1勝0敗3ホールド、防御率1・80と安定した成績を残して先発復帰。「中継ぎの大切さが分かった。自分が長く投げて中継ぎの方々の負担を減らしたい」と意気込んでの登板だったが、6回途中に100球を越え、無死満塁としたところでの悔しい降板となった。

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