全足利クラブ 36年ぶり出場も初勝利ならず 守りのミス出た

[ 2014年7月23日 05:30 ]

<全足利クラブ・松山フェニックス>9回、逆転を信じて祈るように戦況を見つめる全足利クラブナイン

都市対抗野球第5日・2回戦 全足利クラブ1―2松山フェニックス

(7月22日 東京ドーム)
 全足利クラブは36年ぶり2度目の出場となったが、悲願の初勝利はならなかった。

 「クラブ同士で負けられない気持ちがあった。大会の独特な雰囲気で硬さもあった」と後藤康友監督。4回無死三塁で左翼手の堀越が飛球を捕球後にファンブルして先制点を許すなど、守りのミスが失点に直結した。1955年に野球好きだった足利市職員らでつくったチーム。全日本クラブ選手権で10度の優勝を誇り、岡田幸文(ロッテ)らプロ選手も輩出した。北関東地区予選で富士重工、新日鉄住金鹿島を相手にともに1点差で粘り勝っての大舞台進出に、指揮官は「来年につながる経験はできた」と振り返った。

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2014年7月23日のニュース