今江 昨季の74打点分74万円寄付 小児がん患者支援

[ 2014年7月5日 16:15 ]

 ロッテ・今江敏晃内野手(30)が5日、日本ハム戦(QVCマリン)前に、NPO法人「ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」に74万円を寄付した。

 09年に母・寿美子さん(享年50)をすい臓がんで亡くした今江は、翌10年から「1打点につき1万円」の寄付を開始。今回は昨季の74打点分を寄付した。今回を含めた4年間の寄付の総額は249万円。

 「ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」の井上富美子理事長は「毎年たくさんの寄付を頂き、本当に役立たせてもらっている」と感謝。

 今江は「母の闘病生活で苦しんでいる姿を見てきたのが、この寄付を始めたきっかけ。同じように、がんで苦しんでいる子どもたちがいると聞いて、何か手助けできればと思ってやってきた。自分のやる気にもつながっているし、いろんな意味でいい方向に向かっている」と話した。

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2014年7月5日のニュース