オリックス、ヒヤ汗1点差逃げ切り ロッテは今季最多借金6

[ 2014年6月28日 17:06 ]

<ロ・オ>3回1死二塁、ヘルマンは勝ち越しとなる左越え本塁打を放つ

パ・リーグ オリックス4―3ロッテ

(6月28日 QVCマリン)
 オリックスはヘルマンが3打点を挙げる活躍でチームを連勝に導いた。先発の松葉は5回1/3を4安打1失点と先発の役割を果たし、リリーフの4投手でつないで逃げ切った。松葉は自身4連勝で今季5勝目。

 松葉は初回に援護をもらった直後に同点とされたが、その後は立ち直って2~4回を三者凡退。6回に1死三塁のピンチを招くと、森脇監督は迷わず比嘉にスイッチ。その後は馬原、佐藤達が無失点でつなぎ、9回は平野佳が連打と犠飛で1点差に迫られたが後続を断った。

 打線は1回、1死から安達が中前打を放ち、続くヘルマンの打席ですかさず初球から走って二盗に成功。1死二塁からヘルマンが涌井の変化球を捉えて中前適時打とし、先制点をもたらした。直後に同点とされたが、3回に平野恵の右前打と安達の犠打で築いた1死二塁の好機で、ヘルマンが涌井の高めに浮いたチェンジアップをコンパクトに振り抜き、左中間スタンドへ6号2ラン。3―1と勝ち越しに成功した。8回には相手の捕逸で1点を追加した。

 ロッテは先発・涌井が8回途中8安打4失点で7敗目。打線は9回にサブロー、ハフマンの連打と岡田の犠飛で1点差としたが届かず、3連敗で借金は今季ワーストの6となった。

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