松坂 制球難で連敗 5四死球、サインに首振り痛恨被弾

[ 2014年6月28日 05:30 ]

<パイレーツ・メッツ>5回、ポランコ(右端)に3ランを浴びたメッツ・松坂(AP)

ナ・リーグ メッツ2―5パイレーツ

(6月26日 ピッツバーグ)
 メッツの松坂大輔投手(33)が26日(日本時間27日)、パイレーツ戦に先発。5四死球と制球に苦み、6回5失点で今季2敗目(3勝)を喫した。

 「ブルペンから全く安定していなかったので、苦しくなると思っていた」との予感が的中。ボールが先行し、6イニング全てで走者を背負った。1―2の5回1死二、三塁では、捕手ダーノーのチェンジアップのサインに首を振り「大きな曲がりの方が三振を取れる」とスライダーを投じた。だが、右翼席への痛恨の3ランとなり、「大事なところで粘れなかった」と唇をかんだ。

 今季、開幕投手を務めながら右肩痛で故障者リスト入りしているジーが、29日(同30日)にマイナー戦でリハビリ登板する予定。回復が順調なら7月上旬にも先発復帰する可能性があり、交代要員として松坂やデグロムの名が挙がっている。テリー・コリンズ監督は「試合をつくった」と一定の評価を下したが、今後の内容次第では中継ぎに再配置される可能性もある。連敗の松坂は「次も先発ならいい形で試合に入りたい」と気持ちを切り替えていた。

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2014年6月28日のニュース