バリントン2軍降格も…5点以上のビッグイニング献上は今季3度目

[ 2014年6月28日 19:37 ]

<D・広>3回5失点で降板したバリントン

セ・リーグ 広島4―7DeNA

(6月28日 横浜)
 広島のバリントンは1点リードの3回に5失点。今季は中盤までに突然崩れるパターンが目立っており、15試合目の登板で5点以上の大量失点を喫した登板は3度目となった。

 四球と安打で無死一、二塁とされると、飛び出した二走を刺そうとした挟殺プレーの間に悪送球が出て同点に追いつかれた。1死を取ったものの、右前打、右前打、左越え本塁打の3連打を浴び一挙5失点のビッグイニングとなってしまった。

 4月5日のDeNA戦は4回に6失点。5月11日の中日戦は初回に6失点。大量失点時に共通するのは失策が絡んでいること。守備のミスで広がったピンチを摘み取れず、緊張の糸が切れたように連打を許した。

 野村監督は「ビッグイニングをつくってしまう。4度続いているからね」と突き放し、2軍降格の可能性を「当然、頭にはある」と否定しなかった。

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2014年6月28日のニュース